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上司の頭はまる見え。- 川崎 貴子 (書評・レビュー・感想)

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「女性社員」を知りつくした人材紹介のプロが明かす。こびずに、上手に、女を味方につける方法。

「女性を敵に回すとコワイ」と誰もが思うのに、知らないうちに女性社員が言うことを聞いてくれなくなったりした経験はありませんか?最近は「ミリオネーゼ」や女性起業家がメディアに取り上げられることが多く、多くの男性はそれが女性の一般的な姿であったり、女性一般の考え方や価値観を代弁しているかのように思いがち。でもそんな女性はほんのひとにぎり。

大切なのは、そんなスーパーウーマン以外の、残り9割の女性の能力を上手に引き出し、活かすこと。そこで上司の力量は問われているのです。「女性は扱いにくい」というのは実は思いこみ。女性特有の考え方に理解を示すだけで、職場は驚くほど居心地がよく、仕事もはかどる空間になること間違いなしです。他にも、目からウロコが落ちる「セクハラを上手に回避する方法」や「女性が活躍できないオフィスを見抜くポイント」など、女性社員に役に立つ話も盛りだくさん!

ひとりでも女性の部下・後輩をもつ男性社員や経営者はもちろん、バリバリ働くダンナさまをお持ちの奥様もぜひ。自分のダンナが職場でどう思われているかチェックしてみてください。読まない男は、読んだ「女」に捨てられてしまうかも?!

書評・レビュー・感想

自称・女のプロである著者が書いた「女を味方につける方法」である。

かなり昔の本であるが、倒産したワイキューブを持ち上げていたりして、馬脚を現した感じになっている。著者は、安田佳生氏の「私、社長ではなくなりました。」をどのように読んだのだろうか。

「自称」というのは正直でいいと思う。逆言えば、他人からは「女のプロ」であると思われていないということであるのだから。全体的にふわったとした内容で、個人的な印象論を述べただけに過ぎないエッセイ。

自分の経験や自分に近しい周りの経験を拡大すれば、世間全体を表現できると思っている感じを受けた。まあポジショントークなんだろうけど、なんだか上から目線で男からするといい気分はしない。

女については知っているのかもしれないが、男については知らないことが露呈した本である。

読むのは時間の無駄でしょう。


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