まことしやかな「セオリー」は、本当に正しいか?
野球中継を見ていると、「9回裏ノーアウト・ランナー1塁、ここは手堅く送りバントでしょう」といった解説をよく聞く。だが、統計学的な観点からは、送りバントは明らかに〝損な〟作戦である。アナウンサーや解説者が、まことしやかに述べる「野球のセオリー」。しかし、それらの戦術やプレーには、果たして合理的な理由があるのだろうか。こうした疑問に、統計学的な観点から答えようとするのが、本書で紹介する「セイバーメトリクス(野球統計学)」である。
従来の「勘」や「感覚」に支えられた常識を覆す意外な「真実」が、データから見えてくる。
書評・レビュー・感想
これは非常に苦しい。。。
本書の目的がセイバーメトリクスの魅力を伝えることであるなら落第点。
なぜそうなるのか?の部分がなかった。
野球が好きだけど、数字はそうでもない人に興味を持ってもらう本としてはダメだと思う。
セイバーメトリクスが悪いわけではないのに…
いろいろと悔しい本。