IDもパスワードもあっているのに、iTunesやiCloudに、Apple IDでログインできないという現象が起こった。
普段は、MacBook AirにBootcampを利用してWindows7を利用しているが、Macを使う必要があり、普段利用していなかったMacへ切り替えたところ、IDもパスワードもあっているのに、iTunesやiCloudに、Apple IDでログインできなかった…。
現象をまとめると、
・iPhoneやiPadでは、同じApple IDでログインできる
・WindowsのiTunesやiCloudでは、同じApple IDでログインできる
・MacのSafariでは、apple.comへ同じApple IDでログインできる
・MacのiTunesやiCloudでは、同じApple IDでログインできない
という状況だった。
Apple IDとパスワードは、コピペしているので打ち間違いはないが、MacのiTunesやiCloudでは、パスワードが違うというエラーがでる…なぜだ!!!!
ネットでいろいろと調べたが原因がわからなかった。
ということで、Appleのサポート(0120-277-535)へ電話してみた。
すると、原因がわかった!
なんと、原因は、MacOSのバージョンと「2ファクタ認証」だった。
以前から、セキュリティ強化のために、「Apple IDの2ファクタ認証」を利用していた。2ファクタ認証とは、Apple ID の認証を二重化することでセキュリティを強化し、たとえパスワードが他人に漏れても、本人以外はアカウントにアクセスできないようにする認証方式のこと。
Appleのサポートの人が言うには、「Apple IDの2ファクタ認証」は、MacOSが一定以上のバージョンでないと使えないらしく、ずっと使っていなかったので、アップデートされておらず、バージョンは、10.9.xだったが、これがNGの原因とのこと。
回避策としては、MacOSのバージョンを、OS X El Capitan(10.11.x) 以降にするか、「Apple IDの2ファクタ認証」を辞めるかのどちらかということだった。
たしかに上記のappleのサイトには、以下の記載があった。
ご利用いただくためには、Apple ID をお使いのすべてのデバイスが以下のシステム条件を満たしている必要があります。
iOS 9 以降を搭載した iPhone、iPad、iPod touch
OS X El Capitan 以降を搭載し、iTunes 12.3 以降がインストールされた Mac
watchOS 2 以降を搭載した Apple Watch
Windows 用 iCloud v5 および iTunes 12.3.3 以降がインストールされた Windows パソコン
ということで、ひとまず、マイアップルへログインし、セキュリティ項目にて「Apple IDの2ファクタ認証」を停止し、再度、MacのiTunesとiCloudでログインしてみると………..うまくいった!
MacのiTunesやiCloudでは、パスワードが違うというエラーがでていたので、原因がわからなかったが、もう少しエラーメッセージを変えてくれないとわかりにくいとサポートの方には伝えた。社内で検討するとのこと。
ひとまず IDもパスワードもあっているのに、iTunesやiCloudに、Apple IDでログインできない問題が解決し、ほっとした。
同じような状況で困っている人がいたら、上記をやってみてほしい。